会計事務所の繁忙期とアシスタント職の採用動向


どの業界にも、繁忙期と閑散期があるものですが、会計事務所は特にこの差が大きくでます。企業の「納税」のお手伝いをしているのが会計事務所。

そのため、そこに関わる12月頃から5月頃までが1年でもっとも忙しい時期となります。


会計事務所の繁忙期とは?

12月~1月の間は企業の『年末調整』の為に忙しくなります。お勤め経験のある方は、年末調整を会社でしてもらい、年末の給与支給時に調整されて支払う税金額が確定された源泉徴収票をもらっているので想像がつくかと思います。

中小企業は従業員の数に対し、その作業にあたる人員が足りず、会計事務所に代行を依頼するのです。

年末調整後、年が明けると「法定調書」や「給与支払報告書」といった税務署や市役所へ提出する書類の作成が始まります。

こちらが正確な書類を作成する必要があり、手間のかかる作業でもあります。

そして、2月に入ると『確定申告』の時期に入ります。

税金が確定したらその税金を申告する=納税が国民の義務ですので、企業も個人事業主の方も必ず行わなければならないのが『確定申告』です。

3月15日の個人事業やフリーランスの方の確定申告期限が過ぎると、次は法人企業の多くが3月末の決算を向かえ、その決算業務のお手伝い&確定申告で5月末まで忙しくなります。


ここで、会計事務所では猫の手も借りたい!となり、期間限定で年末調整や確定申告の諸々の作業を手伝ってくれる人員が業界全体で大量に募集されることになります。

引継ぎや準備に向け11月くらいから求人募集がかかります。

年末調整や確定申告にかかわったことがある即戦力を求めるので、通常の会計業務で募集するときより給与も高くなる傾向にあります。


繁忙期は時給が高くなるので狙い目!

関東での経理職平均時給は約1,600円台。

年末調整・確定申告案件経験者採用となると、1,800円程度まで上がります。経験者は毎年すぐにお声がかかり、仕事を決めてしまうので、出遅れた事務所は超繁忙期に慌てて求人を出し、即戦力が必要になるためスキル経験も申し分ない方を求めることになり、時給も2,000円台位まで上がることもあります。


働き方をコントロールしやすいのでおすすめ

年末調整のみの人員であれば、経理職でなくても企業の総務人事で経験していれば経験者扱いです。

稀にですが、育てる意識のある事務所なら、経理経験さえあればOKという求人もあります。

この時期にガツっと稼ぐ方、扶養内で働きたいのでこの時期のみで働きたい方、業界閑散期は税理士資格試験で忙しいので、この繁忙期のみ働きたい方・・・にはピッタリ。この時期引っ張りだこになれるので、働き方もコントロールできます。

経理のご経験者の方はぜひ一度は会計事務所で働いてみてはいかがでしょうか。