ジュリナビより「2019年全国法律事務所ランキング200」が発表されています。
外国法事務弁護士を含む所属弁護士数でのランキングですが、今年度は上位200事務所の多くが所属弁護士数を増加。これに伴い、社員、派遣社員の採用も増加傾向にある事務所も多々あります。
まずは今年度の上位10事務所を見てみよう
西村あさひ法律事務所(→) 574名(昨対比+22名)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所(→) 476名(昨対比+33名)
長島・大野・常松法律事務所(→) 463名(昨対比+39名)
TMI総合法律事務所(→) 442名(昨対比+33名)
森・濱田松本法律事務所(→) 418名(昨対比+11名)
ベリーベスト法律事務所(↑8位) 180名(昨対比+36名)
シティユーワ法律事務所(→) 152名(昨対比+7名)
弁護士法人アディーレ法律事務所(↓6位) 151名(昨対比-21名)
弁護士法人大江橋法律事務所(→) 144名(昨対比+2名)
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業(↑9位) 138名(昨対比+8)
上位事務所は全体的に増員多数につき、ランキングはほぼ横ばい。
ベリーベスト法律事務所が36名増員かつ、CMでおなじみのアディーレ法律事務所の21名減により8位から6位とランクアップ。
渥美坂井法律事務所が着々と増員傾向にあり、11位のベーカー&マッケンジー法律事務所と順位入れ替わり。
今年の求人傾向
REXへの今年度の派遣雇用依頼ポジションは、「弁護士秘書」「ナイトセクレタリー」「人事アシスタント」「商標・特許事務」「受付」「管理部門」「ITスタッフ」「広報」「パラリーガル」など。珍しいポジションとしてはマーケティング部門の資料作成やアンケート集計、書類管理、関連記事整理という事務や、弁護士報酬の請求業務専門の「ビリングスタッフ」などが挙げられます。
大手ほど派遣雇用で依頼したい業務(ポジション)はバリエーションが豊かで、業界の経験がなくても、英語力やExcelスキルを活かして広い意味で「弁護士のサポート」をする仕事に就くことができます。
「弁護士秘書」については、良き社員は囲いたいとほぼ通年採用をしている事務所もあり、少しでも業界の経験があれば、正社員雇用で就職する可能性は高い年のようです。